第5回クリスタルガイザ-レディスゴルフ観戦記

第5回クリスタルガイザ-レディスゴルフ観戦記

京葉カントリ-で今日から開催されたLPGAツア-、クリスタルガイザ-レディスゴルフを見に行きました。 大型連休中のためか、女子ツア-の人気のためか、予選のわりには結構ギャラリ-がいるように感じましたが、実は女子ツア-の観戦は久しぶりで、前回は岡本綾子選手全盛期でしたから、従って比較にならず、実際は不況で減って、この状態かも知れません。 (この日丸丸とした岡本プロにも会いました)

私が観戦を始めたのは、第14組の横峯さくら、小俣奈三香、若林舞衣子がOUT1番をスタ-トした時でした。 彼女らの第1打落下地点で待っていると、次は竹村真琴、上田桃子、不動裕理の組で、最も飛んでフェアウェ-に球が来たのがアマチュアの竹村、数ヤ-ド手前が上田、それより20yd手前のカ-ト軌道よりも左側ラフの球が不動でした。 1番Hは521ydでセカンドも距離が欲しいところですが、不動は松林が邪魔になるので、アイアンを持ち、クロ-ズドスタンスで距離を欲張らずフェアウェ-に打ちました。 後の二人は、Fwでカ-ンとグリ-ン方向へ寄せました。 OUT最終組の金田久美子、ジュリ-呂、古閑美保のティショットまでここで見ていました。金田の球は、右フェアウェ-とラフの境に行きましたが、第2打の打ち易い所です。 古閑の球はドロ-で、フェアウェ-に落ちてから左へ転がり、先ほどの不動の球より約30yd先のカ-ト軌道の間に止まりました。 どう処理するか、興味深く見ていると、動かせない障害物からの救済は受けず、そのままFwでポ-ンとグリ-ン方向へ運んだのです。 多分救済を受けるドロップは、更に左側になるので松が邪魔になるからでしょう。

この後、15組と白人男をキャディ-にしている横峯の組を追い越して、4番Hへ行くとピンク系で上下を決めた有村智恵、上を黒でシックに着こなす三塚優子、全 美貞の13組に会えました。 5番は398yd緩やかに右ドックしたホ-ルです。 3人のプレ-を見ながら、9番H538ydまで来ました。 ティショットは、小柄な有村が右バンカ-をギリギリで越えた地点、全はフェアウェ-のベストボジ。 ロングヒッタ-の三塚の球は、最も飛んで左バンカ-手前のフェアウェ-ですが、左の松の枝が邪魔しています。 しばらくキャディ-の話を聞いてから、彼女はアイアンで低く打ち出し浮き上がる球で距離を稼ぎました。 自分自身でも納得のショットだったのか「上手い!」と自分を誉めていました。 15番482yd、Par5ではリエスドが第1打を右の林に打ち込み、出すだけの状況でしたが、大きくオ-プンスタンスにして、反対側の林に向かってスライスを打ち、左フェアウェ-イッパイに持っていきました。 皆上手だね!

テレビ中継が行われる16番、17番と丹念に見て廻り、2組イジウ、黄アルム、塩崎亜美の18番のプレ-に付いて廻りました。 18番Hは、498ydでグリ-ン手前に池があり、右グリ-ンを使用するため、緩やかな右ドックのようになっています。 黄は、フェアウェ-右サイドに素晴らしいティショットを打ち、池の手前にレイアップしようと第2打を打ったのですが、意図した地点の手前にある木に球が乗って落ちてきませんでした。 カメラマンにも協力してもらい、望遠鏡で懸命に球を捜したのですが、10mほどの高さがあり、全く判りません。 5分待っても見つからないので紛失球として、元の場所に戻って打ち直しとなりました。 次の球も枝をかすめたのですが、今度は大丈夫です。 これを見事なショットでピン横1mに寄せて、ボギ-としました。

今回は、女子プロのトラブルからの脱出ショットを勉強させてもらいました。ゴルフは、ミラクル! 最終日は、誰が栄冠を掴むのでしょうか?