シケ後の荒食い、剣崎沖ワラサ釣り

シケ後の荒食い、剣崎沖ワラサ釣り

台風20号が去り、海も落ち着きを取り戻したので、久しぶりにワラサを釣りに行く事にしました。 前回のワラサ釣行から、約3ヶ月が経ち、魚も大きく育っていることでしょう。

それに『シケ後の荒食い!』も可能性があるしと期待に胸を膨らませ、午前2時過ぎに我が家を出発し、一路、三浦地区を目指します。 船宿に着いて、席札を取ろうと見ると4時前なのに、既に8名が来ています。 鯛の船は、未だ1名のみで、ワラサ人気の証です。

一眠りしてから受付を済ませ、追加コマセ3kgを買って船に乗り込み、剣崎沖のポイントに向かったのです。 今日は若潮で、ずっと上潮で、北風。 ミヨシ寄りに座ったのに、潮はトモに流れて、大トモが早速ワラサと遊んでいます。 次に胴の間の人にもワラサが釣れるし、右ミヨシの人は0.7kg位の鯛を上げています。 開始後1時間近く経った時、私の竿が突然おじきをしました。 8号ハリスなので安心してやり取りできますが、ドラグから10M以上糸が出て行き、電動で巻いては出るの繰り返しです。

じっくり構えて楽しんでいると相手も生き物ですから、少しずつ上がって来ます。 残り15M位になると船底が見えたのか、また猛然とダッシュ! 残り5Mとなってもかなり力があります。 どうやら、獲物は大物です。 大事にハリスを手繰り、タモに収まった魚を見ると、胴回りが太い、78cmのほぼブリ、船長の検量で6.2kgでした。 

良いのが獲れたので、妻に電話して報告し、さあ2匹目と頑張るのですがアタリがありません。 それから3時間ほど経って、オオドモの人が本日の大物賞6.7kgのブリを釣り上げました。 周りの人が型の良いワラサを釣るのですが、私には何も来ません。 仕掛けを6号に換え、ダンサ-V付き針にしたり、貝付き仕掛けにしたりと試行錯誤するのですが、結果が出ません。 

ようやく結果が出たのは、7号1本針にした12:30、タナから5Mほど上げた時、グググと竿先が海に突っ込みました。 沖上がりが近いので最後の獲物と慎重に釣り上げたのが、80cmのスマ-トなブリです。 

そこで、まだ少しだけコマセのオキアミがあると思い、試しに同じタナにセットするとコツンと小さなアタリ。 小型のマダイでも釣れたかと軽く合わせを入れて巻き始めるとやや重い。 海底から20Mくらい上げたところで、ドラグから糸を出すほど走り出した。 ワラサの走りとも違うし、何だろうかと考えながら巻いて来て、船が見える残り糸が15Mで、隣の仕掛けとオマツリしてしまいました。 バレやすい状態だったが、隣の仕掛けをかわし、海中の魚を見ると青物が見える。 タモに入ったのを確認したらカンパチでした。

これが、64cm・3kgあり、カンパチ釣りに行きアジの泳がせで釣った時のが54cm・2.1kgでしたからサイズアップだし、東京湾で珍しい釣果として、今日の幸運に対し神様に感謝し納竿した。 

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