ワラサフィ-バ-

ワラサフィ-バ-

今年のワラサは、例年より早く、7月下旬から三浦地区で始まりました。

釣果を見ていると徐々に増えてきて、昨日はついにトップ20尾と報じられて、毘沙門の浜福丸への釣行を決めました。 ワラサファンは、熱心で平日でも客が多いのだろうと5時15分出船にもかかわらず、12時過ぎに家を出て、良い席確保を目指したのです。

1時半頃船宿に着いてビックリ!駐車場に車が18台、番号札を引くと27人目の受付です。 4時間近く早く来て、2隻出るのに空いているのは、胴の間だけです。 午前2時過ぎには広い駐車場も混雑し、3時50分には、50人分の船席が売り切れの人気です。 大変な混雑で釣り師も皆ビックリしている様子ですが、今更止められません。 乗船料を払い、追加のオキアミ3kgを買って港に急ぎました。

船は定刻に離岸し、ゆっくりと剣崎沖のポイントを目指します。 そこには、既に30隻近い船がいて、更に続々と釣り船が集まってきます。 5時45分第一投となり、ミヨシでは直ぐに竿が絞り込まれています。 15分たってもアタリが無いので、「タナはいくつですか?」と仲乗りさんに聞くと、「底から7Mでコマセて誘いあげないとダメだ」と教えてくれました。 それを聞いていた左隣の人が誘いあげた直後に「ゴン!」とアタリ、彼はそれを釣り上げて、再投入したら、また直ぐにアタリがでました。 私もそれを見て、8号の仕掛を諦め、6号淡水パ-ル付きに換えて誘い上げたら「グングン!」とワラサのアタリが来ました。 1尾目ですから、大切にタモ取りしてもらい、イカ短冊とオキアミ抱き合わせにした餌を投入後、タナ取りするとまたアタリが来ました。 淡水パ-ルが良いのか、それともハリス6号が良いのかと考えているとまた直ぐに3尾目が釣れたのですが、この針を深く飲まれて仕掛交換が必要となりました。 そこで7号6M、ちもとに赤FPを付けた仕掛けを試してみる事にし、使ってみると直ぐにアタリが出ました。 どうやら仕掛の違いよりも釣り方で釣れているのかと納得して5尾目を釣り上げたのが7時。 その頃から周りもアタリが遠くなり、一段落となりました。

船が移動して、少し浅いポイントでもアタリが出なくなり、右舷の胴の間7人は、それからいくら頑張っても左右とオマツリか、左舷とオマツリで、ほとんど着底できません。 やっと着底しても誰かの上げ下げと絡み、釣りになりませんでした。 ハリスを4号に落としたり、針にダンサ-Vを付けたりして努力しましたが、結局12時過ぎの沖上がりまでアタリが無く、朝の1時間以外はコマセ撒きとなりました。

釣り人相互の間が約1Mで、ハリスが6Mを使うのですから、水深30~40Mでも潮が効き出すとビシを真っ直ぐに入れることが難しくなり、サミングして投入してもオマツリ多発です。 艫かミヨシで釣るしか、オマツリを減らす良い方法を思いつきません。

この日の釣果は、1~13尾/人で、5尾はまずまずの結果でした。 おかげで娘にも送ってやることができました。