金洲での釣り

金洲での釣り

cimg4067e382a4e382b5e382ad7/14久々に御前崎まで遠征釣りに出かけました。 片道約240km、4時半の集合時間に合わせて、午前1時に自宅を出発。 夜中は空いていると高をくくっていたのですが、首都高で5箇所の工事があり、東京ICまで45分かかってしまいました。 東名に入ってからも秦野中井が事故渋滞など、思うように遅れを取り戻せず、停泊場に4時過ぎの到着となりました。 今日の客は8名と聞いていたのですが、周りを見渡すと人数が多そうです。 女将さんに確認すると3名の追加で11名との事、この船土日は満員(12名)だし、平日何時来ても10名以上乗っていて、空いていたことがないほど人気です。

席のクジを引いて、3番なので喜ぶと船長から、ミヨシは「泳がせ」だからと右舷の胴の間を指定されました。 右舷ミヨシから3人は、イカ釣りの経験がないそうで、「今日は、結果が思いやられる」と観念した次第です。最初の90~120分は、泳がせの餌を獲るためにスルメイカ釣り。私の右隣2人はイカ釣りが好きではない様子で、早速私とオマツリでした。 イカを2~10尾釣ったら、8時ごろ移動の合図が出て、船が走り出しました。 1時間ほど走ると、遠くに僚船が見えるところで旋回し、いよいよ戦闘開始となりました。

100号の鉄仮面にオキアミを詰め、ハリス8号の先にイカ下足を付けて、カンパチを釣ろうと底からシャクリ上げましたが、しばらくやってみてもなんの反応もありませんでした。 この仕掛に見切りをつけ、6号6Mの3本針に換えて指示タナ40Mで待っていると突然ゴンと竿先が突っ込み、素早く応戦すると50cmのマダイが釣れていました。 食った針は丸セイゴ17号フラッシャ-です。 右舷艫にも3kg弱のマダイが釣れたので、よし今だと気合を入れて、オキアミを詰めて再投入すると先ほどよりもっと大きなアタリがあり、ドラグより糸が猛烈に出て行きました。 シマアジ等の青物でも30M位糸を出すと、一度止まりますが、こいつは50M過ぎても全く勢いが衰えません。 どうも魚ではないようです。 経験から推測すると鮫ならもう少しどんよりとした鈍い引きなのですが、これは最初から鋭い引きで猛烈な走りです。 シイラならそろそろ跳ねるとか変化があるはずなのに、100M引き出しても走りが変わりません。 天秤・鉄仮面を失うと釣りができなくなるので、糸が150M出たところでスプ-ルにブレ-キを掛けましたが、走りに変化がないので、怪魚(動物?)の向きを変えようとした時、ぷっつりとハリスが切れてしまいました。

回収して確認すると赤FPをつけた先針が無くなっていました。 周りでジャンボイサキが釣れ出したので、4号6Mに換えてイサキ釣りに参入しましたが、私に釣れるのは赤イサキばかり、いくらタナを変え、誘いを掛けても赤イサキか40cmのサバ。 姫鯛が1尾後ろで上がりましたが、期待していた青鯛、ウメイロなどの高級魚や青物は誰にも釣れません。 12時が過ぎて、コマセも少なくなり、諦めかけていた時、鋭いイサキ独特のアタリが来て、36cmと39cmの大イサキが一荷で釣れました。 直ぐに投入し直して、タナ35mで待っていると私のレコ-ドの42cm(写真)の大イサキが釣れました。

これが当日の最後の獲物となり、沖上がりの12時50分を迎えました。次回は、是非青物を釣ってみたいと仕掛けを検討しています。