秋田川蟹旅行

秋田川蟹旅行

日本の川蟹料理を食べてみたいと以前日経新聞で読んだ秋田の強首温泉に出かけることにしました。 幸いANAのマイルがあり、特典航空券と妻のは「いっしょにマイル割」を利用しました。

秋田行の第一便、ANA401羽田発7:50に乗り、秋田8:55に到着したら予約していたオリックスレンタカーに行き、2500ccマークXを借りて、先ずは角館の武家屋敷通りを見に行きました。

 

 


 

JR角館駅 武家屋敷が何処にあるかわからないので、先ず駅に来ればなんとかなると考えたのです!

 

 

 

 

 

 


 

角館と鷹ノ巣駅を結ぶ秋田内陸縦貫鉄道の駅

左の建物が仙北市観光情報センターです。ここでガイドマップを入手し、無料駐車場に車を止めて、出発です。

 

 

 

 

 


最初に見学無慮の西宮家に行きました。

 

 

 

 

 

 

 

 


 

2階にある展示品の数々

 

 

 

 

 

 

 

そこから標識や地図を頼りに武士の住んでいた表町の方に移動です。 佐竹藩の城下町は、どこも同じかと思いますが城に近いほど上級武士が住み、次に中級武士、下級武士。 通りを隔てて商人の住まいとなるそうです。 江戸の時代は、粗末な木造住宅なので失火で次から次へと燃え広がり、大火となる事が多いので通りを広くして火の粉が飛んで来ないようにする工夫です。 また武士の家には、葉の数が多く火の粉から家を守ってくれる、モミジが沢山植えられています。

 

 


 

母屋

 

 

 

 

 

 

 


 

中級武士の小田野家の門構えと筆者

 

 

 

 

 

 

 


 

室内の様子

 

 

 

 

 

 

 


 

苔生えて緑の美しい周囲

 

 

 

 

 

 

 


 

河原田家の門、 門構えが立派です。

 

 

 

 

 

 

 


 

岩橋家の古井戸

 

 

 

 

 

 


 

囲炉裏

 

 

 

 

 

 

 

 


人力車から武家屋敷通りを撮影

この若いイケメンの車夫は、地元出身で知識があり、親切!

30分5千円だけど乗る価値がある

 

 

 

 

 

 


上級武士 石黒家の門 隣は、次席の青柳家

 

 

 

 

 

 

 

 


 

右が青柳家の塀で左が石黒家の塀。 高さが格の違いを表す!

 

 

 

 

 

 

 


 

穀物蔵の支柱。 雪の加重に耐えられるようにしてある。 支柱中ほどの菱形は、ネズミ返し。

 

 

 

 

 

 

 


 

唯一現存する下級武士の家。 宮沢りえの出た映画のロケに使われた。

屋根に石が載せてあるのは、屋根材が木の皮で出来ていて、風で飛ぶのを防ぐため当時から石を使っていた。

 

 

 

 

昼は、七代佐藤養助作の稲庭うどんを比内地鶏と一緒に食べましたが、本場物に感動!

秋田県の観光スポット人気5位の武家屋敷通りを終え、次は人気9番目の抱返り渓谷に向かいます。

 

 


 

向こうに見える橋は、神の岩橋

トレッキングコース 難易度初級 4.14km 約1.5時間

手前が神代発電所。 まずは抱返神社に参拝します。

 

 

 

 

 

 


神の岩橋 1926年完成。 この先のトンネルを抜けると回顧(かいこ)の滝があるらしいが、通行止めだった。 古くは秋田杉を運ぶ道だったそうです。

 

 

 

 

 

 

 


 

橋から見た渓谷の眺めコバルトブルーの水面が見えます

 

 

 

 

 

 

 

抱返り渓谷の次は、人気6番目の田沢湖に向かった。

 

 

 


田沢湖1 発電所付近 取水口と吐水口が近くにある

水深423m

 

 

 

 

 

 

 

 


 

田沢湖2

 

 

 

 

 

 

 


 

田沢湖3

 

 

 

 

 

 

 


 

田沢湖4

 

 

 

 

 

 

 


 

今夜の宿、水沢温泉 プラザホテル山麓荘別館 四季彩

駒ヶ岳の中腹にある 客室18室

 

 

 

 

 

 

 

 


 

山麓のイメージ通りで良かった。夕食は、食前酒の桃子カクテルから始めて、デザ-トのマロンプロンまで全13品、お腹いっぱいです。

 

 

 

 

 

 

 

料理も美味しくて、満足して翌朝、乳頭温泉郷(観光スポット人気1番)に向かった。

 

 


 

水沢温泉黒森展望台から田沢湖を見下ろす

 

 

 

 

 

 

 


 

もし次回来ることがあれば、こちらの山麓荘本館にも泊まってみよう!

客室106室

 

 

 

 

 

 

 


乳頭山黒湯温泉に向かう途中の渓流

車が1台通れる程度の道幅なので、対向車を交わす場所が8か所くらい作ってある。

 

 

 

 

 

 


 

20台位止められる駐車場があり、そこから歩いて降りて湯治場へ行きます。

駐車場から見た黒湯温泉。 中は、撮影禁止で写せませんでした。

利用時間 9:00~16:00 自炊棟や宿泊棟があります。入湯券600円

 

 

 

 

 

男女混浴温泉・混浴露天風呂とその少し先に男女別温泉・男女別露天風呂の2つあり、源泉が異なるので2か所に挑戦しました。

混浴風呂には、幸い女性は居なくて男二人と入浴しましたが、着替え室は男女別でも入る浴槽は2Mx3Mくらいの小さいものだからかなり度胸が必要です。 湯は、乳白色の硫黄泉で、露天風呂の周囲はのっぱらで、硫黄が吹き出している野趣味満点の風呂でした。 まさに秘湯だと思いました。 いよいよ旅のきっかけとなった川蟹(モクズガニ)を食べに行きます。

 

 

 


 

大仙市指定有形文化財と書かれていて、これが入口です! しょうほう苑

 

 

 

 

 

 

 


 

玄関の様子。常陸の国から初代秋田藩主佐竹公を慕ってこの地にやって来た小山田家が、庄屋として使っていた住居を15代目当主が亡くなってから旅館として使っています。 現在は、16代目当主小山田 明氏が運営。

 

 

 

 


16.3mの長い一本物秋田杉を使った玄関口の廊下

 

 

 

 

 

 

 

 


 

鹿鳴館風の階段と家紋入りの人力車

 

 

 

 

 

 

 


 

食事処

 

 

 

 

 

 

 


 

泊まった部屋、すいせんの間 ノスタルジックですが、防音は昔の生活と同じで無きに等しい状態です。

 

 

 

 

 

 

 


 

ここの駐車場脇から湧出している強首温泉

自家源泉で、加水もしていない100%かけ流し

 

 

 

 

 

 


 

16代当主奥方が作る料理。 美味しい!特に特別栽培米あきたこまちのご飯は、めちゃくちゃ旨い! 我が家も米はこだわり、飯山の幻の米をはじめ、白河浪漫(有機栽培米)合鴨農法品や福井のあきさかりなどを高級炊飯器で炊くのですが、それらの米より少し美味い気がする。 多分炊飯方法が違う。

 

 

 

 

 


 

茶色が鯉の甘露煮。 この甘露煮と鮎の塩焼きは、骨まで美味しく食べられて、今まで食べたものと異なる旨さ。 料理は、和え物から始まり、最後の水菓子のアロエまで14品ありました。 川蟹は、玉子豆腐のあんかけ、みそ甲羅焼、つみれと食べました。

 

 

 

 

 

 

 

旅館のすぐ裏手が輪中堤があり、雄物川が流れています。 広い河原です。

 

 

 

 

 

 

 

 


 

雄物川船着場? こんな所から蟹を獲りに行くのだろうか?

 

 

 

 

 

 

 

雄物川河原を見た後、樹齢300年の杉が参道に並ぶ唐松神社に行きました。

 

 


 

秋田県天然記念物の杉並木

 

 

 

 

 

 

 


 

唐松神社 普通は、参道を登って参拝するように作られるのですが、この神社は女一代の守り神として、何か特別の理由で下って参拝するようになっています。

 

 

 

 

 

 


 

唐松山天日宮 周りが堀で囲まれています。 お参りした後、裏に廻って石に触れてお願いすると願いがかなうと言われてます。

 

 

 

 

 

 


 

何を願ったかは、秘密です。 帰宅後直ぐに行った釣行は、竿頭となりました。

 

 

 

 

 

 

 

翌朝、ロイヤルセンチュリーゴルフに行き、プレーを楽しんだ後、空港で車を返して帰路につきました。

ANA410 秋田20:10 → 羽田21:15 実際は10分近く早い到着となりました。 秋田地区は、7月23日の大雨で雄物川上流や福部内川と由利本荘の芋川が氾濫し、新幹線も一部運休するなどの被害があり、8月25日には福部内川の氾濫で800人に避難指示がでるなど雨の影響で、道路通行止めがいくつかありましたが、無事旅行を終えることができました。