東京ゴルフ倶楽部について

東京ゴルフ倶楽部について

日本屈指の名門コ-スとして、西の廣野と並び称される東京ゴルフ倶楽部に行く機会に恵まれました。

1913年日本人の手で日本で初めて設立したゴルフ倶楽部で、最初は9Hで駒沢コ-ス(48,000坪)として今の駒沢オリンピック公園の敷地で始まり、大正11年日英皇太子による親善マッチが開催されるなど日本のゴルフ史と共に歩んでいるコ-スです。

会員から18Hのコ-スを望む声が揚がり、移転を計画して土地を取得したのが、程ヶ谷CCとなり、1932年C.H.アリソンの設計で朝霞に新コ-スを作り、移転する。

 

アントニ-・レ-モンドの設計で白亜の3階建て鉄筋コンクリ-ト造りのクラブハウスが完成し、米国大使やベ-ブ・ル-スなどプロ野球選手がプレ-を楽しんだと言われています。

しかし、日米開戦前年に用地を陸軍省に買い上げられることとなり、秩父カントリ-倶楽部(旧名称は新霞ヶ関ゴルフ倶楽部)と合併することとなる。 現在のコ-スは、旧秩父CCの南コ-スで、設計は大谷光明が担当しました。

敗戦後は、占領軍に接収されましたが、1955年社団法人東京ゴルフ倶楽部として新発足しています。

 

このような歴史から、元来メンバ-は子爵・男爵のような皇族関係者が多く、名門中の名門なのです。 現在メンバ-数550名。 〒350-1335 埼玉県狭山市柏原1984

 

 

 

クラブハウス

 

 

 

 

 

 

日本オ-プンは、過去7回開催されていて、2001年は手嶋多一が優勝しています。

プレ-して初めて知ったのですが、霞ヶ関ゴルフ(埼玉県川越市大字笠幡3398)とは住所が異なっても敷地は隣接しています。 これは、事情が判れば当然の事で、元々霞ヶ関GCは、東・西の36Hに加え、南・北の36Hがあり、それを分離したのが、新霞ヶ関⇒秩父CCとなったのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

現在の東京ゴルフ倶楽部は、朝霞グリ-ン(コ-スレ-ト74.1)6915yd、と知知夫グリ-ン(コ-スレ-ト73.7)6865ydのツ-グリ-ンで、朝霞グリ-ンはギル・ハンスの設計でグリ-ン周りが改修され、美しくも難度の高いコ-スに仕上がっています。

 

 

17番グリ-ン

バンカ-内に浮島がある

 

 

 

 

 

 

 

ドライビングレンジ 250yd

16打席

24球/200円

 

 

 

 

Gilberd S Hanse 2016年リオデジャネイオで開催するオリンピックのゴルフコ-スデザインを担当。