トリプル台風の合間の釣り

トリプル台風の合間の釣り

9号10号11号とほぼ同時に3つの台風が発生し、日本を襲うことになりましたが、釣行の予定が運良くその合間となり、久々に釣りを楽しむことができました。

1つ目は、アカムツを食べたいと静岡県伊東市宇佐美港に行く予定でした。 釣割に最近加盟した直正丸がアカムツ釣りを得意とする船宿だと知り、アカムツ釣りの新天地として一度挑戦したいと思ったのです。 船宿のHPを見ると釣れているようで、良型のアカムツを一人5尾も釣った人がいるようです。 深海のルビ-と呼ばれるアカムツは、良型なら1尾獲れれば成功です。 そんなアカムツを私も釣りたいと交通の便が悪い伊豆に向かったのです。

家から東名道路→小田原厚木道路と走り、西湘バイパス石橋ICから真鶴道路200円→熱海ビ-チライン300円を通り、宇佐美まで123km、2時間余りの行程です。 途中小銭を用意しなければならないのが、非常に面倒ですが。

直正丸は、一人でも出船すると公言しており、今日は群馬から来た2人の計3人と思いきや船着き場に5人います。 島田船長の指定で、左右の艫に群馬の2人が入り、私は左に席を決め、右は品川・横浜が座りました。 台風11号・9号が過ぎたばかりの伊豆の海は、凪で、30分ほど走った初島の南が今日のポイントです。 遠くに川奈ホテル大島コ-スが見えます。 第1投を艫から順に入れると左艫の人に直ぐにアタリがあり、40㎝位のアカムツが釣れました。 私にも小さなアタリがあり、アカムツとは少し違うが上げて見ると小キンメです。 潮周りした第2投は、左艫に大きなアタリがあり、上げると50cmの巨大アカムツでした。 私にも良いアタリがあり、慎重に260mの糸を手繰ると36cmのアカムツがついていました。 自作の仕掛けを使っている人には、アカムツが釣れず、夜光サメや白ムツでした。 投入の度にアタリが来る左艫の人は、深海鮫も有りましたが、良型アカムツ5尾、メダイ、白ムツなど大漁です。

右艫にもアカムツが釣れ、私も6投目で36cmのアカムツ2尾目を釣りましたが、後の二人は苦戦中です。 最後は、二人も船長の特製仕掛けを購入することになったのですが、やはり知らない釣り場では、そこに合わせた仕掛けを使う方が無難です。

 

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深海の宝石を両手に持って、ご機嫌の筆者。

キンメ、クロムツ、白ムツ、スミヤキの釣果です。

 

 

 

機会を作って、もう一度挑戦したい船宿でした!

 

 

 

 

2つ目は、大型台風10号が日本に来る前に千葉県飯岡港三次郎丸へ夏ヒラメを釣りに行きました。 6月にこの地区のヒラメ釣りが解禁となり、7月に飯岡三次郎丸へ釣りに行って2.3kgを筆頭に3尾釣ったのですが、その後も大物が上がり、7/18には5.3㎏のヒラメが上がっています。 期待をしての釣行となりました。 小銭の徴収がある東総有料道路を利用せず、東金道路→銚子連絡道横芝光ICを降りて、合計2時間113kmで船宿到着です。 刑部岬の南、飯岡港を7人の釣り人を乗せて4時半に出港し、ほぼ真東に40分ほど走って釣り場到着でした。 前回7月の時は、港を出て直ぐの水深10mほどのポイントでしたから、えらい行程の違いですが、水深は30mでした。

右艫の人が好調で、開始直後から連続3尾レギュラーサイズのヒラメを釣り上げました。 私の方は、ヒラメのアタリが来ず、嫌な予感が頭をよぎる6時過ぎに前ブレがあり、充分に食い込ませた後アワセるとヒラメ独特の絞り込みが来ました。 今回の釣行は、アタリを楽しむためヒラメ専用竿を使用せず、柔らかい真鯛竿で釣りました。 そのため手元まで竿が満月のように曲がり、船長からどんな大物が釣れたのかと聞かれる始末です。 釣り上げてみると58cmの飯岡サイズよりやや良型で、一発でタモに収まりました。 これで安心して、2匹目を狙ったのですが、直ぐには来ず、7時前に2匹目。 それから場所移動となり、根が荒い新ポイントで3尾目を釣った後、暫らくアタリが有りませんでした。 台風の影響か北風が徐々に強くなり、白波が立ってうねりが出てきた9時ごろから入れ食い状態となりました。 アワセが早くて針掛かりしなかったり、ヒラメが警戒して餌の鰯を離したりで、アタリの6割しか釣り上げることができませんでしたが、この1時間余りで4尾追加することができました。 10時に船長からあと30分で終了する通知があり、もう一尾と気合を入れたのですが、アタリなく時間切れとなりました。 結果は、竿頭が8尾、7尾の人が私を含め3人。 最低の人が4尾と好漁でした。 正に時化前の荒食い!

 

 

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